健康管理5

ネットで調べました。
『 降圧剤の種類』
主に以下の7種類に分けられるそうです。
•カルシウム拮抗薬 (ジヒドロピリジン系/ベンゾチアゼピン系)
•アンギオテンシンII受容体拮抗薬(ARB
ACE阻害薬
•利尿薬 (サイアザイド系/ループ利尿薬)
•β遮断薬
•α遮断薬
•合剤 (利尿剤+ARB/カルシウム拮抗薬+ARB
 
カルシウム拮抗薬
■カルシウム拮抗薬の作用・効果
 もっとも多く処方されている降圧剤。血管の壁のなかに存在する筋肉(血管平滑筋)にカルシウムイオンが入ってくると、この筋肉が収縮する。これをブロックすることでこの筋肉を弛緩させ、血管の収縮を妨げ、血圧を下げる。
 a) ジヒドロピリジン系(DHP系) 
 現在使用されている降圧薬のなかで最も有効性が高い薬。急速に強力に血圧を下げる。高齢者も含め、多くの症例で第一選択となる薬。狭心症、とくに冠攣縮性には著明な効果。ノルバスク、アダラート、カルブロック、アテレックなど。
 b) ベンゾチアゼピン系(BTZ系) 
 血圧を下げる作用はより緩徐で弱く、マイルドな降圧、徐脈作用。心臓抑制作用を伴うので、心不全や除脈など、心臓疾患のある方には使用しない。
■カルシウム拮抗薬の副作用・注意点
動悸、頭痛、ほてり感、浮腫み、歯肉増生、便秘など。
 
アンギオテンシンII受容体拮抗薬(ARB
ARBの作用・効果
 日本ではカルシウム拮抗薬に次いでよく使用されている薬。血管収縮や体液貯留、交感神経活性亢進を抑制することで血圧を下げる。
•心臓保護作用……心肥大を抑制し、心不全の予後を改善
•腎臓保護作用……降圧とは独立に腎臓の機能を保護
インスリン感受性改善作用……インスリンの効きにくい体質を改善、糖尿病の発症を抑制
心臓や腎臓の病気を合併したり、糖尿病を有するような症例で第一選択薬として使われる。利尿剤と併用すると、相乗的に血圧を下げる作用がある。
ARBの副作用・注意点
妊婦や授乳婦は内服が禁止。腎臓と肝臓で代謝・排泄されるので、重症肝障害や腎障害の場合には注意。
 
ACE阻害薬
ACE阻害薬の作用・効果
 ARB作用点が近く、ARBに非常に似た薬。
ACE阻害薬の副作用・注意点
 腎臓から排泄されるので、腎障害には使用できない。空咳、2030%の方で内服開始1週間後から数か月以内に出現。この副作用は薬を止めると速やかに消える。この空咳が高齢者の誤嚥性肺炎予防になる。
 
利尿薬
■利尿薬の作用・効果
日本で処方される頻度は低い、海外では多く使用されている薬。値段も安く効果もある。
 a) サイアザイド系
腎臓でのナトリウムの再吸収を抑制し、体内のナトリウムを少なくすることで短期的には循環血液量が減少、長期的には末梢血管抵抗を低下させて血圧を下げる。腎臓の機能がある程度以上悪くなると効かない。
b) ループ利尿薬
 腎臓でのNaCl再吸収を抑制して利尿効果を発揮。サイアザイド系と比べると、利尿作用は強いのですが、血圧を下げる効果は弱いので、圧倒的にサイアザイドのほうが使用。腎機能が低下している例でも有効であるという利点。
c) アルドステロン拮抗薬(カリウム保持性利尿薬)
アルドステロンは副腎で作られるホルモンの1つで、体内のナトリウムとカリウムのバランスを調節、このホルモンの作用をブロックすることで腎臓からのナトリウム排泄を促し、血圧を下げる薬。いくつかの降圧剤を併用してもなかなか血圧がじゅうぶんに下がらない治療抵抗性高血圧に投与。心不全の予後を改善する。
 ■ 利尿薬の副作用・注意点
•低カリウム血症………血液中のカリウムが少ない状態。大きく減ると筋力低下やけいれん、麻痺、嘔吐、便秘などの症状が現れる
•耐糖能低下……血糖値が下がりにくくなる
高尿酸血症……尿酸値が高くなる
1/4錠~1/2錠程度の少量であれば、これらのリスクを抑える、遮断薬と併用すると、血糖や脂質の代謝に悪影響を与える。
カリウム血症の予防にはカリウム保持性利尿薬を併用したり、カリウムを多く含むかんきつ類の摂取。
アルドステロン拮抗薬は利尿剤とは逆に、腎臓からのカリウムの排泄を抑制するため、内服中は高カリウム血症に注意。ほかの利尿剤との併用では副作用が相殺されるが、
ARBACE阻害薬との併用ではさらにカリウムが上がる。中等度以上の腎機能障害の方には使えない。古くから使われているものは性ホルモン作用の抑制に伴う女性化乳房などの副作用。
 
 β遮断薬
β遮断薬の作用・効果
 緊張やストレスなどによって分泌されるカテコラミンというホルモンは、細胞の受容体に結合して作用。受容体にはαβ2種類があり、このうち心臓にあるβ受容体を遮断することで心拍出量を減らし、中枢での交感神経を抑えることで血圧を下げる薬。若年の高血圧や、心不全の予後改善の目的で使用。
β遮断薬の副作用・注意点
 単独または利尿薬との併用によって血糖や脂質の代謝に悪影響を及ぼす、高齢者や糖尿病、耐糖能異常などの合併がある場合。気管支喘息の患者さんには使えない。突然中止すると狭心症あるいは高血圧発作を生ずることがある。中止する場合には徐々に減量していく。
 
α遮断薬
α遮断薬の作用・効果
 カテコラミン受容体のうちα受容体を遮断することによって血管の収縮を抑え、血圧を下げる薬。早朝に血圧が急激に上昇する早朝高血圧が起きると、心筋梗塞脳卒中を起こす危険が高い、この早朝高血圧を抑える目的で、しばしば眠前にα遮断薬を投与。前立腺肥大に伴う排尿障害にも適応。
α遮断薬の副作用・注意点
 初めて内服する際には起立性低血圧によるめまい、動悸、失神があるので、少量から初めて徐々に増量。
 
合剤
■ 合剤の作用・効果
 1種類の降圧剤でじゅうぶん血圧が下がらない場合、2種類、3種類と併用。2種類の薬を合わせて1粒にした配合剤も増加。現在、実際に処方できる合剤は、
•利尿剤+ARB
•カルシウム拮抗薬+ARB
合剤のほうが値段も安く、今後ますます増えていく。それぞれの薬の容量が決まっており、必ずしもすべての患者に合うわけではない。

昨日、肛門科の先生に相談
肛門鏡検査、ボラザG軟膏を30日分処方してもらいました
内痔核は三方向にしっかりあるとの表現でした
軟膏を塗り続けるより、硬化剤注入療法を行ったほうが良いのではないか
軟膏の効果があって良くなり、一旦塗布を中止し、悪化したら塗布を再開するということになる
個人の感じ方ではあるが、症状があっても、治療しない人がいる一方、症状がなくても、十分に治療する人がいる
ALTA療法は20分程度の日帰り手術、薬剤により痔核を硬化し、血管を退縮させる、しばらくすれば、硬化した部分は柔らかくなるが、血管は退縮したままとなる
手術で触るのは、肛門部分のみである、いままで多くの手術をしたが、不調を訴えた患者はいないとのこと